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道路構造令の一部を改正する政令

  昭和57・9・25・政令256号  


内閣は、道路法(昭和27年法律第180号)第30条第1項の規定に基づき、この政令を制定する。
道路構造令(昭和45年政令第320号)の一部を次のように改正する。

第2条第1号から第4号までの規定中
「もつぱら」を「専ら」に改め、
同条第5号中
「部分」の下に「(副道を除く。)」を加え、
同条第9号の次に次の1号を加える。
9の2.副道 盛土、切土等の構造上の理由により車両の沿道への出入りが妨げられる区間がある場合に当該出入りを確保するため、当該区間に並行して設けられる帯状の車道の部分をいう。

第2条第13号の次に次の1号を加える。
13の2. 植樹帯 専ら良好な道路交通環境の整備又は沿道における良好な生活環境の確保を図ることを目的として、樹木を植栽するために縁石線又はさくその他これに類する工作物により区画して設けられる帯状の道路の部分をいう。

第2条第14号中
「共同溝(こう)」を「共同溝」に改め、
同条第19号中
「計つた」を「測つた」に改める。

第5条第1項中
「停車帯」を「副道、停車帯」に改める。

第6条第6項中
「部分は、縁石線又はさくその他これに類する工作物により区画する」を「部分(以下「分離帯」という。)には、さくその他これに類する工作物を設け、又は側帯に接続して縁石線を設ける」に改め、
同条第7項中
「中央帯のうち縁石線又はさくその他これに類する工作物により区画される部分(以下「分離帯」という。)」を「分離帯」に改める。

第8条を削り、
第7条中
第9項を第10項とし、
第5項から第8項までを1項ずつ繰り下げ、
第4項の次に次の1項を加え、
同条を第8条とする。
 副道に接続する路肩については、第2項の表第三種の項車道の左側に設ける路肩の幅員の欄の上欄中「1.25」とあり、及び「0.75」とあるのは、「0.5」とし、第2項ただし書の規定は適用しない。

第6条の次に次の1条を加える。
(副道)
第7条 車線(登坂車線、屈折車線及び変速車線を除く。)の数が四以上である第三種又は第四種の道路には、必要に応じ、副道を設けるものとする。
 副道の幅員は、4メートルを標準とするものとする。

第10条の見出し中
「及び自転車歩行者道」を削り、
同条第1項中
「自動車及び」を削り、
同条第2項を削り、同条第3項中
「又は自転車歩行者道(以下「自転車道等」という。)」を削り、
同項を同条第2項とし、
同条第4項中
「自転車道等」を「自転車道」に改め、
同項を同条第3項とし、
同条に次の1項を加える。
 自転車道の幅員は、当該道路の自転車の交通の状況を考慮して定めるものとする。

第10条の次に次の1条を加える。
(自転車歩行者道)
第10条の2 自動車の交通量が多い第三種又は第四種の道路(自転車道を設ける道路を除く。)には、安全かつ円滑な交通を確保するため自転車及び歩行者の通行を分離する必要がある場合においては、自転車歩行者道を道路の各側に設けるものとする。ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、この限りでない。
 自転車歩行者道の幅員は、道路の区分に応じ、次の表の自転車歩行者道の幅員の欄の上欄に掲げる値以上とするものとする。ただし、自転車及び歩行者の交通量が少ない箇所(トンネルを除く。)又は長さ50メートル以上の橋若しくは高架の道路については同表の自転車歩行者道の幅員の欄の中欄に掲げる値まで、トンネルについては同表の自転車歩行者道の幅員の欄の下欄に掲げる値まで縮小することができる。
区分自転車歩行者道の幅員
(単位、メートル)
第三種1.51.5
第四種第一級3.52.75
第二級1.5
第三級21.5
第四級
 路上施設を設ける自転車歩行者道の幅員については、前項の表の自転車歩行者道の幅員の欄に掲げる値に並木を設ける場合にあつては1.5メートル、その他の場合にあつては0.5メートルを加えて同項の規定を適用するものとする。ただし、第三種第五級又は第四種第四級の道路にあつては、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、この限りでない。
 自転車歩行者道の幅員は、当該道路の自転車及び歩行者の交通の状況を考慮して定めるものとする。

第11条第2項中
「自転車道等」を「自転車道又は自転車歩行者道(以下「自転車道等」という。)」に改め、
同条第3項の表を次のように改める。
区分歩道の幅員
(単位 メートル)
第三種1.5
第四種第一級32.251.5
第二級1.5
第三級1.5
第四級

第11条の次に次の2条を加える。
(積雪地域に存する道路の中央帯等の幅員)
第11条の2 積雪地域に存する道路の中央帯、路肩、自転車歩行者道及び歩道の幅員は、除雪を勘案して定めるものとする。
(植樹帯)
第11条の3 第四種第一級の道路には、植樹帯を設けるものとし、その他の道路には、必要に応じ、植樹帯を設けるものとする。ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、この限りでない。
 植樹帯の幅員は、1.5メートルを標準とするものとする。
 次に掲げる道路の区間に設ける植樹帯の幅員は、当該道路の構造及び交通の状況、沿道の土地利用の状況並びに良好な道路交通環境の整備又は沿道における良好な生活環境の確保のため講じられる他の措置を総合的に勘案して特に必要があると認められる場合には、前項の規定にかかわらず、その事情に応じ、同項の規定により定められるべき値を超える適切な値とするものとする。
1.都心部又は景勝地を通過する幹線道路の区間
2.相当数の住居が集合し、又は集合することが確実と見込まれる地域を通過する幹線道路の区間
 植樹帯の植栽に当たつては、地域の特性等を考慮して、樹種の選定、樹木の配置等を適切に行うものとする。

第13条中
「設計速度は」を「道路(副道を除く。)の設計速度は」に改め、
同条に次の1項を加える。
 副道の設計速度は、1時間につき、「40キロメートル、30キロメートル又は20キロメートル」とする。

第17条中
「第三種第五級又は第四種第四級の」を「車線を有しない」に改める。

第28条第3項中
「第7条」を「第8条」に改める。

第32条の見出しを
「(自動車駐車場等)」に改め、
同条中
「駐車場」を「自動車駐車場、自転車駐車場」に改める。

第36条中
「第7条」を「第8条」に改める。

第37条中
「第7条第2項から第4項まで、第6項、第7項及び第9項」を「第7条第1項、第8条第2項から第5項まで、第7項、第8項及び第10項」に、
「第10条第1項及び第2項、第11条から第13条まで」を「第10条第1項、第10条の2、、第11条、第11条の3第1項、第12条、第13条第1項」に改める。

第38条第1項中
「行なう」を「行う」に改め、
「第6条第3項から第5項まで」の下に「、第7条」を加え、
「第10条第3項」を「第10条第2項、第10条の2第2項及び第3項」に改め、
「第11条第3項及び第4項」の下に「、第11条の3」を加え、
同条第2項中
「第7条第2項」を「第7条、第8条第2項」に、
「第10条第3項」を「第10条第2項、第10条の2第2項及び第3項」に改め、
「第11条第3項及び第4項」の下に「、第11条の3」を、
「次条第1項」の下に「及び第2項」を加える。

第39条第1項中
「2メートル」を「3メートル」に、
「1.5メートル」を「2.5メートル」に改め、
同条中
第5項を第6項とし、
第2項から第4項までを1項ずつ繰り下げ、
第1項の次に次の1項を加える。
 自転車専用道路又は自転車歩行者専用道路には、その各側に、当該道路の部分として、幅員0.5メートル以上の側方余裕を確保するための部分を設けるものとする。
附 則
(施行期日)
 この政令は、昭和57年10月1日から施行する。
(経過措置)
 この政令の施行の際現に新設又は改築の工事中の道路については、改正後の規定に適合しない部分がある場合においては、当該部分に対しては、当該規定は、適用しない。この場合において、当該規定に相当する改正前の規定があるときは、当該部分に関しては、なお従前の例による。
(道路法施行令の一部改正)
 道路法施行令(昭和27年政令第479号)の一部を次のように改正する。
第38条の2中
「又は中央帯」を「、中央帯又は植樹帯」に改める。

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