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診療エツクス線技師法の一部を改正する法律

  昭和43・5・23・法律 63号==
改正昭和58・12・10・法律 83号--(施行=昭59年10月1日)
診療エツクス線技師法(昭和26年法律第226号)の一部を次のように改正する。
題名を次のように改める。
診療放射線技師及び診療エツクス線技師法

目次中
「第2章 免許、診療エツクス線技師籍及び登録
 第3章 診療エツクス線技師試験」を
「第2章 免許
 第3章 試験」に改める。

第1条を次のように改める。
(この法律の目的)
第1条 この法律は、診療放射線技師及び診療エツクス線技師の資格を定めるとともに、その業務が適正に運用されるように規律し、もつて医療及び公衆衛生の普及及び向上に寄与することを目的とする。

第2条中
「指示のもとに、」を「指示の下に、百万電子ボルト未満のエネルギーを有する」に改め、
「(撮影を含む。以下同じ。)」を削り、
同条を同条第3項とし、
同項の前に次の2項を加える。
  この法律で「放射線」とは、次に掲げる電磁波又は粒子線をいう。
一 アルフア線及びベータ線
二 ガンマ線
三 百万電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線
四 エツクス線
五 その他政令で定める電磁波又は粒子線
 この法律で「診療放射線技師」とは、厚生大臣の免許を受けて、医師又は歯科技師の指示の下に、放射線を人体に対して照射(撮影を含み、照射機器又は放射性同位元素(その化合物及び放射性同位元素又はその化合物の含有物を含む。)を人体内にそう入して行なうものを除く。以下同じ。)することを業とする者をいう。

「第2章 免許、診療エックス線技師籍及び登録」を「第2章 免許」に改める。

第3条の見出しを
「(診療放射線技師免許及び診療エツクス線技師免許)」に改め、
同条第2項中
「基いて免許を受けた者」を「基づいて前2項の規定による免許を受けた者」に改め、
同項を同条第3項とし、
同条第1項を同条第2項とし、
同項の前に次の1項を加える。
  診療放射線技師になろうとする者は、診療放射線技師試験に合格し、厚生大臣の免許を受けなければならない。

第4条中
「左の」を「次の」に、
「免許」を「前条第1項又は第2項の規定による免許(以下「免許」という。)」に改める。

第5条各号列記以外の部分中
「左の」を「次の」に改め、
同条第2号中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師又は診療エツクス線技師」に改める。

第6条中
「診療エツクス線技師籍」を「診療放射線技師籍又は診療エツクス線技師籍」に、
「行う」を「行なう」に改める。

第7条の見出しを
「(診療放射線技師籍及び診療エツクス線技師籍)」に改め、
同条中
「都道府県に診療エツクス線技師籍を備え、」を「厚生省に診療放射線技師籍を、都道府県に診療エックス線技師籍を備え、それぞれ」に改める。

第8条第1項中
「都道府県知事」を「厚生大臣又は都道府県知事」に、
「免許証」を「診療放射線技師免許証又は診療エツクス線技師免許証(以下「免許証」という。)」に改め、
同条第2項中
「都道府県知事」を「厚生大臣又は都道府県知事」に改め、
同条第3項中
「住所地の都道府県知事」を「厚生大臣又は住所地の都道府県知事」に改める。

第9条の見出しを
「(免許の取消し及び業務の停止)」に改め、
同条第1項及び第2項中
「診療エックス線技師」を「診療放射線技師又は診療エクツス線技師」に、
「各号の一」を「各号のいずれか」に、
「都道府県知事」を「厚生大臣又は都道府県知事」に改め、
同条第4項中
「行つた者」を「行なつた者」に改め、
同項を同条第5項とし、
同条第3項中
「前2項」を「第1項又は第2項」に、
「改しゆん」を「改しゆん」に改め、
同項を同条第4項とし、
同条第2項の次に次の1項を加える。
 都道府県知事は、診療放射線技師について前2項の処分が行なわれる必要があると認めるときは、その旨を厚生大臣に具申しなければならない。

第10条第1項中
「都道府県知事」を「厚生大臣又は都道府県知事」に、
「且つ」を「かつ」に、
「行わなければならない」を「行なわなければならない」に改め、
同条第3項中
「都道府県知事」を「厚生大臣又は都道府県知事」に、
「行わないで」を「行なわないで」に改める。

第11条第1項中
「住所地の都道府県知事」を「厚生大臣又は住所地の都道府県知事」に改める。

第12条第1項中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師又は診療エックス線技師」に、
「住所地の都道府県知事」を「厚生大臣又は住所地の都道府県知事」に改める。

第13条第1項中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師又は診療エックス線技師」に、
「都道府県知事」を「厚生大臣又は都道府県知事」に改め、
同条第2項中
「診療エツクス線技師籍」を「診療放射線技師籍又は診療エツクス線技師籍」に改める。

第14条第2項中
「診療エクス線技師」を「診療エツクス線技師」に改める。

第15条の見出しを
「(死亡等の届出)」に改め、
同条第1項中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師又は診療エツクス線技師」に、
「失そう」を「失踪」に、
「住所地の都道府県知事」を「厚生大臣又は住所地の都道府県知事」に改める。

第16条中
「この法律に規定するものの外」を「この章に規定するもののほか」に、
「免許証の提出、」を「、免許証の返納及び提出、診療放射線技師籍及び」に、
「及び住所」を「並びに氏名、本籍、住所、死亡及び失踪」に改める。

「第3章 診療エツクス線技師試験」を「第3章 試験」に改める。

第17条及び第18条を次のように改める。
(試験の目的)
第17条 診療放射線技師試験又は診療エツクス線技師試験は、診療放射線技師又は診療エツクス線技師として必要な知識及び技能について行なう。
(試験の実施)
第18条 診療放射線技師試験及び診療エツクス線技師試験は、厚生大臣が行なう。

第19条第1項中
「診療エツクス線技師試験」を「診療放射線技師試験及び診療エツクス線技師試験」に、
「診療エツクス線技師試験委員」を「診療放射線技師診療エツクス線技師試験委員」に改め、
同条第2項中
「診療エツクス線技師試験委員」を「診療放射線技師診療エツクス線技師試験委員」に、
「診療エックス線」を「診療放射線技師又は診療エツクス線技師の業務」に改め、
同条第3項中
「前2項に定めるものの外、診療エツクス線技師試験委員」を「前2項に定めるもののほか、診療放射線技師診療エツクス線技師試験委員」に改める。

第20条各号列記以外の部分中
「左の各号の一に該当する者」を「次の各号のいずれかに該当する者」に改め、
同条第1号中
「(昭和22年法律第26号)」及び「(大学への入学資格)」を削り、
同条第2号中
「前項に掲げるもの」を「第1号に掲げる者」に改め、
同号を同条第3号とし、
同条第1号の次に次の1号を加え、同条を同条第2項とする。
二 前項第1号又は第3号に該当する者

第20条に第1項として次の1項を加える。
  診療放射線技師試験は、次の各号のいずれかに該当する者でなければ受けることができない。
一 学校教育法(昭和22年法律第26号)第56条第1項(大学への入学資格)の規定により大学に入学することができる者で、文部大臣が指定した学校又は厚生大臣が指定した診療放射線技師養成所において、3年以上診療放射線技師として必要な知識及び技能の修習をおえたもの
二 診療エツクス線技師又は診療エツクス線技師試験を受けることができる者で、文部大臣が指定した学校又は厚生大臣が指定した診療放射線技師養成所において、1年以上診療放射線技師として必要な知識及び技能の修習をおえたもの
三 外国の診療放射線技術に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国で診療放射線技師免許に相当する免許を受けた者で、厚生大臣が前2号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有するものと認めたもの

第21条前段中
「診療エツクス線技師試験」を「診療放射線技師試験又は診療エツクス線技師試験」に改め、
同条後段中
「診療エツクス線技師試験」を「診療放射線技師試験及び診療エツクス線技師試験」に改め、
同条を同条第2項とし、
同項の前に次の1項を加える。
  診療放射線技師診療エツクス線技師試験委員その他診療放射線技師試験又は診療エツクス線技師試験に関する事務をつかさどる者は、その事務の施行に当たつて厳正を保持し、不正の行為がないようにしなければならない。

第21条に次の1項を加える。
 第1項の規定に違反して、故意若しくは重大な過失により事前に試験問題を漏らし、又は故意に不正の採点をした者は、6月以下の懲役又は5000円以下の罰金に処する。

第22条中
「診療エツクス線技師試験」を「診療放射線技師試験又は診療エックス線技師」に改める。

第23条を次のように改める。
(省令への委任)
第23条 この章に規定するもののほか、診療放射線技師試験又は診療エツクス線技師試験の科目、受験手続その他試験に関し必要な事項並びに第20条(受験資格)第1項第1号及び第2号の学校又は診療放射線技師養成所の指定並びに同条第2項第1号の学校又は診療エツクス線技師養成所の指定に関し必要な事項は、省令で定める。

第24条第1項を次のように改める。
  医師、歯科医師、診療放射線技師又は診療エツクス線技師でなければ、第2条第2項(診療放射線技師の定義)に規定する業をしてはならない。

第24条第2項中
「前項」を「前2項」に改め、
同項を同条第3項とし、
同条第1項の次に次の1項を加える。
 診療エツクス線技師は、百万電子ボルト未満のエネルギーを有するエツクス線以外の放射線に関して、第2条第2項に規定する業をしてはならない。

第25条第1項を次のように改める。
  診療放射線技師又は診療エツクス線技師でなければ、診療放射線技師若しくは診療エツクス線技師という名称又はこれらに紛らわしい名称を用いてはならない。

第25条第2項中
「前項」を「前2項」に改め、
同項を同条第3項とし、
同条第1項の次に次の1項を加える。
 診療エツクス線技師は、診療放射線技師という名称又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。

第26条第1項中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師又は診療エツクス線技師」に、
「エツクス線」を「放射線又は百万電子ボルト未満のエネルギーを有するエツクス線」に改め、
同条第2項各号列記以外の部分中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師又は診療エツクス線技師」に、
「行つて」を「行なつて」に、
「但し、左に」を「ただし、次に」に改め、
同項第1号中
「照射をする」を「百万電子ボルト未満のエネルギーを有するエツクス線を照射する」に改め、
同項第2号中
「行う」を「行なう」に、
「立会のもとに照射をする」を「立会いの下に百万電子ボルト未満のエネルギーを有するエツクス線を照射する」に改め、
同条第3項中
「違反したとき」を「違反した者」に改める。

第27条第1項各号列記以外の部分中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師又は診療エツクス線技師」に、
「エツクス線」を「放射線又は百万電子ボルト未満のエネルギーを有するエツクス線」に、
「左の」を「次の」に改め、
同項第3号中
「且つ」を「かつ」に改め、
同条第2項中
「都道府県知事」を「厚生大臣又は都道府県知事」に改める。

附則第11項を次のように改める。
(受験資格の特例)
11 旧中等学校令(昭和18年勅令第36号)による中等学校を卒業した者又は省令の定めるところによりこれと同等以上の学力があると認められる者は、第20条(受験資格)第1項第1号及び第2項第1号の規定の適用については、学校教育法第56条第1項の規定により大学に入学することができる者とみなす。
附 則
(施行期日)
 この法律は、公布の日から起算して120日を経過した日から施行する。ただし、診療エツクス線技師法第17条から第23条までの改正規定、同法附則第11項の改正規定及び附則第2項から第6項までの規定は、公布の日から施行する。
(試験委員の特例)
 この法律の公布の際現にこの法律による改正前の診療エツクス線技師(以下「旧法」という。)第19条第1項(試験委員)の診療エツクス線技師試験委員である者は、この法律による改正後の同法(以下「新法」という。)第19条第1項(試験委員)の診療放射線技師診療エツクス線技師試験委員に任命された者とみなす。
《2項削除》昭58法083
(受験資格の特例)
 診療エツクス線技師免許を受けた後2年以上医師又は歯科医師の指示の下にエツクス線を人体に対して照射することを業としていた者が厚生大臣が指定した講習会の課程を修了したときは、昭和50年12月31日までは、新法第20条第1項の規定にかかわらず、診療放射線技師試験を受けることができる。
《改正》昭58法083
(診療放射線技師の養成)
 国は、前項の規定による診療放射線技師試験を受けることができる期間内に診療放射線技師の養成に特に努めなければならない。
(業務の暫定的継続)
 この法律の施行の際現に百万電子ボルト以上のエネルギーを有するエツクス線に関して、新法第2条第2項(診療放射線技師の定義)に規定する業をしている診療エツクス線技師は、この法律の施行後3箇月以内に、その氏名、年齢、性別、本籍及び住所並びに業務に従事している施設の名称及び所在地並びにその業務を行なうに際して用いている照射装置の種類を、その住所地の都道府県知事を経由して厚生大臣に届け出なければならない。
 前項に規定する者は同項の届出をするまでの間、同項の届出をした者はその届出をした後昭和50年12月31日までの間、新法第24条第2項(診療エツクス線技師に係る禁止行為)の規定にかかわらず、百万電子ボルト以上のエネルギーを有するエツクス線に関して、新法第2条第2項に規定する業をすることができる。
 前項に規定する者がする同項の業については、新法第26条(業務上の制限)及び第27条(照射録)の規定を準用する。
(罰則に係る経過措置)
 この法律の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
(登録免許税法の一部改正)
 登録免許税法(昭和42年法律第35号)の一部を次のように改正する。
別表第1の第23号の(六)のイの(3)中
「又は作業療法士」を」、作業療法士又は診療放射線技師」に改める。
(厚生省設置法の一部改正)
10 厚生省設置法(昭和24年法律第151号)の一部を次のように改正する。
第5条第37号の2中
「診療エツクス線技師及び」を削り、
同号を同条第37号の3とし、
同条第37号の次に次の1号を加える。
三十七の二 診療放射線技師又は診療エツクス線技師の養成所を指定し、診療放射線技師又は診療エックス線技師の試験を行ない、並びに診療放射線技師の免許及び登録を行ない、並びに免許をを取り消し、及び業務の停止を命ずること。

第5条第39号の2中
「診療エツクス線技師、」を削る。

第10条第3号中
「診療エツクス線技師」を「診療放射線技師、診療エツクス線技師」に改める。