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麻薬及び向精神薬取締法等の一部を改正する法律

  平成3・10・5・法律 93号  
(麻薬及び向精神薬取締法の一部改正)
第1条 麻薬及び向精神薬取締法(昭和28年法律第14号)の一部を次のように改正する。
目次中
「第4章 監督(第50条の27-第58条)」を
「第3章の2 麻薬向精神薬原料に関する届出等(第50条の27-第50条の37)
 第4章 監督(第50条の38-第58条)」に改める。

第1条中
「講ずること」の下に「等」を加える。

第2条中
第34号を第35号とし、
第7号から第33号までを1号ずつ繰り下げ、
第6号の次に次の1号を加える。
七 麻薬向精神薬原料 別表第4に掲げる物をいう。

第2条に次の8号を加える。
三十六 麻薬等原料営業者 麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、麻薬等原料製造業者及び麻薬等原料卸小売業者をいう。
三十七 麻薬等原料輸入業者 麻薬向精神薬原料を輸入することを業とする者をいう。
三十八 麻薬等原料輸出業者 麻薬向精神薬原料を輸出することを業とする者をいう。
三十九 麻薬等原料製造業者 麻薬向精神薬原料を製造すること(麻薬向精神薬原料を精製すること、及び麻薬向精神薬原料に化学的変化を加え、又は加えないで他の麻薬向精神薬原料にすることを含む。ただし、調剤を除く。以下同じ。)、又は麻薬向精神薬原料を小分けすること(他人から譲り受けた麻薬向精神薬原料を分割して容器に収めることをいう。以下同じ。)を業とする者をいう。
四十 特定麻薬等原料製造業者 政令で定める麻薬向精神薬原料(以下「特定麻薬向精神薬原料」という。)を製造すること、又は特定麻薬向精神薬原料を小分けすることを業とする者をいう。
四十一 麻薬等原料卸小売業者 麻薬向精神薬原料を譲り渡すことを業とする者をいう
四十二 特定麻薬等原料卸小売業者 特定麻薬向精神薬原料を譲り渡すことを業とする者をいう。
四十三 麻薬等原料営業所 麻薬等原料営業者が業務上麻薬向精神薬原料を取り扱う店舗、製造所及び薬局をいう。

第12条第1項中
「含有する麻薬」の下に「(以下「ジアセチルモルヒネ等」という。)」を、
「製剤し」の下に「、小分けし」を加え、
「但し」を「ただし」に改め、
同条第4項中
「麻薬」を「ジアセチルモルヒネ等」に改める。

第13条第1項中
「前条第1項及び第2項」を「ジアセチルモルヒネ等及び前条第2項」に、
「第19条」を「第19条の2」に改める。

第19条の次に次の1条を加える。
(輸出の際の表示)
第19条の2 麻薬輸出業者は、麻薬を輸出するときは、その品名及び数量について虚偽の表示をしてはならない。

第20条第1項中
「第12条第1項に規定する麻薬」を「ジアセチルモルヒネ等」に改める。

第22条の見出しを
「(製剤及び小分け)」に改め、
同条中
「製剤しては」を「製剤し、又は小分けしては」に、
「但し」を「ただし」に、
「製剤する」を「製剤し、又は小分けする」に改める。

第24条第9項中
「にある」の下に「麻薬卸売業者、」を加える。

第27条第6項中
「及び住所」及び「及び使用期間、発行の年月日」を削り、
「並びに麻薬業務所の名称及び所在地」を「その他厚生省令で定める事項」に、
「押印し」を「記名押印又は署名をし」に改める。

第36条第2項中
「第12条第1項に規定する麻薬」を「ジアセチルモルヒネ等」に改める。

第41条中
「(昭和23年法律第201号)」を削る。

第50条の12第4項及び第5項中
「輸入許可書」を「輸入許可証明書」に改める。

第50条の18中
「第29条の2の規定は、」を「第19条の2の規定は向精神薬輸出業者について、第29条の2の規定は」に改め、
同条に後段として次のように加える。
この場合において、第19条の2中「麻薬」とあるのは、「向精神薬」と読み替えるものとする。

第50条の30を第50条の41とし、
第50条の29を第50条の40とし、
第50条の28を第50条の39とする。

第50条の27第1項中
「若しくは向精神薬取扱者」を「、向精神薬取扱者その他の関係者」に、
「若しくは向精神薬試験研究施設」を「、向精神薬試験研究施設その他麻薬若しくは向精神薬に関係ある場所」に改め、
同条第3項中
「第1項」の下に「又は第2項」を加え、
同項を同条第4項とし、
同条第2項中
「前項」を「前2項」に改め、
同項を同条第3項とし、
同条第1項の次に次の1項を加える。
 厚生大臣又は都道府県知事は、麻薬向精神薬原料の輸入、輸出、製造、小分け、譲渡し又は譲受けの実態を調査するため必要な限度において、麻薬等原料営業者その他の関係者に対して必要な報告を求め、又は麻薬取締官若しくは麻薬取締員その他の職員に、麻薬等原料営業所その他麻薬向精神薬原料に関係ある場所において実地に帳簿その他の物件を検査させることができる。

第50条の27を第50条の38とする。

第3章の次に次の1章を加える。
第3章の2 麻薬向精神薬原料に関する届出等
(業務の届出)
第50条の27 麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、特定麻薬等原料製造業者又は特定麻薬等原料卸小売業者となろうとする者は、あらかじめ、麻薬等原料営業所(特定麻薬等原料製造業者又は特定麻薬等原料卸小売業者となろうとする者にあつては、当該業務を行う麻薬等原料営業所に限る。次条第1項及び第50条の34第2項において同じ。)ごとに、その者の氏名又は名称及び住所その他厚生省令で定める事項を、麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者又は特定麻薬等原料製造業者にあつては厚生大臣に、特定麻薬等原料卸小売業者にあつては都道府県知事に届け出なければならない。麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、特定麻薬等原料製造業者又は特定麻薬等原料卸小売業者が届け出た事項を変更しようとするときも、同様とする。
(業務廃止の届出)
第50条の28 麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、特定麻薬等原料製造業者又は特定麻薬等原料卸小売業者は、前条の規定による届出に係る麻薬等原料営業所における麻薬向精神薬原料(特定麻薬等原料製造業者又は特定麻薬等原料卸小売業者にあつては、特定麻薬向精神薬原料に限る。第50条の34第1項において同じ。)に関する業務を廃止したときは、30日以内に、麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者又は特定麻薬等原料製造業者にあつては厚生大臣に、特定麻薬等原料卸小売業者にあつては都道府県知事に、その旨を届け出なければならない。
 麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、特定麻薬等原料製造業者若しくは特定麻薬等原料卸小売業者が死亡し、又は法人たる麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、特定麻薬等原料製造業者若しくは特定麻薬等原料卸小売業者が解散したときは、その相続人若しくは相続人に代わつて相続財産を管理する者又は清算人、破産管財人若しくは合併後存続し、若しくは合併により設立された法人の代表者は、30日以内に、麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者又は特定麻薬等原料製造業者の死亡又は解散の場合にあつては厚生大臣に、特定麻薬等原料卸小売業者の死亡又は解散の場合にあつては都道府県知事に、その旨を届け出なければならない。
(麻薬等原料輸入業者の輸入の届出)
第50条の29 麻薬等原料輸入業者は、政令で定める麻薬向精神薬原料を輸入しようとするときは、その都度次に掲げる事項を厚生大臣に届け出なければならない。
一 輸入しようとする当該政令で定める麻薬向精神薬原料の品名及び数量
二 輸出者の氏名又は名称及び住所
三 輸入の期間
(麻薬等原料輸出業者の輸出の届出)
第50条の30 麻薬等原料輸出業者は、政令で定める麻薬向精神薬原料を輸出しようとするときは、その都度次に掲げる事項を厚生大臣に届け出なければならない。
一 輸出しようとする当該政令で定める麻薬向精神薬原料の品名及び数量
二 輸入者の氏名又は名称及び住所
三 輸出の期間
四 仕向地
 麻薬等原料輸出業者は、政令で定める地域を仕向地として、政令で定める麻薬向精神薬原料を輸出しようとするときは、その都度次に掲げる事項を厚生大臣に届け出なければならない。
一 輸出しようとする当該政令で定める麻薬向精神薬原料の品名及び数量
二 輸入者の氏名又は名称及び住所
三 輸出の期間
四 仕向地
(麻薬等原料輸入業者以外の者の輸入の届出)
第50条の31 麻薬等原料輸入業者以外の者は、麻薬向精神薬原料を輸入しようとするときは、その都度次に掲げる事項を厚生大臣に届け出なければならない。ただし、当該麻薬向精神薬原料が厚生省令で定める量以下である場合は、この限りでない。
一 輸入しようとする麻薬向精神薬原料の品名及び数量
二 輸出者の氏名又は名称及び住所
三 輸入の期間
(麻薬等原料輸出業者以外の者の輸出の届出)
第50条の32 麻薬等原料輸出業者以外の者は、麻薬向精神薬原料を輸出しようとするときは、その都度次に掲げる事項を厚生大臣に届け出なければならない。ただし、当該麻薬向精神薬原料が厚生省令で定める量以下である場合は、この限りでない。
一 輸出しようとする麻薬向精神薬原料の品名及び数量
二 輸入者の氏名又は名称及び住所
三 輸出の期間
四 仕向地
(事故等の届出)
第50条の33 麻薬等原料営業者は、その所有する麻薬向精神薬原料につき、盗取、所在不明その他の事故が生じたときは、厚生省令で定めるところにより、速やかにその麻薬向精神薬原料の品名及び数量その他事故の状況を明らかにするために必要な事項を、麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者又は麻薬等原料製造業者にあつては厚生大臣に、麻薬等原料卸小売業者にあつては都道府県知事に届け出なければならない。
 麻薬等原料営業者は、その取り扱う麻薬向精神薬原料の輸入、輸出、製造、小分け又は譲渡しが、第12条第1項、第20条第1項又は第50条の15第1項の規定により禁止される麻薬又は向精神薬の製造に関連する疑いがある場合として厚生省令で定める場合に該当すると認められるときは、速やかにその旨及び厚生省令で定める事項を、麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者又は麻薬等原料製造業者にあつては厚生大臣に、麻薬等原料卸小売業者にあつては都道府県知事に届け出なければならない。
 都道府県知事は、前2項の届出を受けたときは、速やかに厚生大臣に報告しなければならない。
(記録)
第50条の34 麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、特定麻薬等原料製造業者又は特定麻薬等原料卸小売業者は、次に掲げる事項を記録しなければならない。
一 輸入し、輸出し、製造し、小分けし、譲り渡し、又は譲り受けた麻薬向精神薬原料の品名及び数量並びにその年月日
二 麻薬向精神薬原料の輸入若しくは輸出又は譲渡し若しくは譲受けの相手方の氏名又は名称及び住所
 麻薬等原料輸入業者、麻薬等原料輸出業者、特定麻薬等原料製造業者又は特定麻薬等原料卸小売業者は、前項の規定による記録を、記録の日から2年間、麻薬等原料営業所において保存しなければならない。
(準用)
第50条の35 第19条の2の規定は、麻薬等原料輸出業者について準用する。この場合において、同条中「麻薬」とあるのは、「麻薬向精神薬原料」と読み替えるものとする。
(適用除外等)
第50条の36 麻薬向精神薬原料のうち、その組成、性状等に照らして麻薬又は向精神薬の製造に使用することが著しく困難であるものとして厚生省令で定めるものについては、政令で、この法律の適用を除外し、その他必要な特例を定めることができる。
(関係大臣への通知)
第50条の37 厚生大臣は、必要があると認めるときは、関係大臣の協力を求めるため、第50条の27及び第50条の28の規定により届出のあつた事項を関係大臣に通知するものとする。

第52条第1項中
「第50条の30」を「第50条の41」に改める。

第54条第1項中
「170名以内の」及び「通じて135名以内の」を削り、
同条第2項中
「麻薬取締員」を「麻薬取締官の定数及び麻薬取締員」に改め、
同条第5項中
「あへん法若しくは」を「あへん法、」に、
「に違反する罪、刑法」を「若しくは国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律(平成3年法律第94号)に違反する罪、刑法(明治40年法律第45号)」に、
「行なう」を「行う」に改める。

第58条の6第6項中
「第53条第2項及び第3項」を「第50条の38第3項及び第4項」に改める。

第64条第1項を次のように改める。
  ジアセチルモルヒネ等を、みだりに、本邦若しくは外国に輸入し、本邦若しくは外国から輸出し、又は製造した者は、1年以上の有期懲役に処する。

第64条第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改める。

第64条の2第1項を次のように改める。
  ジアセチルモルヒネ等を、みだりに、製剤し、小分けし、譲り渡し、譲り受け、交付し、又は所持した者は、10年以下の懲役に処する。

第64条の2第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改め、
同条の次に次の1条を加える。
第64条の3 第12条第1項又は第4項の規定に違反して、ジアセチルモルヒネ等を施用し、廃棄し、又はその施用を受けた者は、10年以下の懲役に処する。
 営利の目的で前項の違反行為をした者は、1年以上の有期懲役に処し、又は情状により1年以上の有期懲役及び500万円以下の罰金に処する。
 前2項の未遂罪は、罰する。

第65条第1項を次のように改める。
  次の各号の一に該当する者は、1年以上10年以下の懲役に処する。
一 ジアセチルモルヒネ等以外の麻薬を、みだりに、本邦若しくは外国に輸入し、本邦若しくは外国から輸出し、又は製造した者(第69条第1号から第3号までに該当する者を除く。)
二 麻薬原料植物をみだりに栽培した者

第65条第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改める。

第66条第1項を次のように改める。
  ジアセチルモルヒネ等以外の麻薬を、みだりに、製剤し、小分けし、譲り渡し、譲り受け、又は所持した者(第69条第4号若しくは第5号又は第70条第5号に該当する者を除く。)は、7年以下の懲役に処する。

第66条第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改める。

第66条の3第1項を次のように改める。
  向精神薬を、みだりに、譲り渡し、又は譲り渡す目的で所持した者(第70条第17号又は第72条第6号に該当する者を除く。)は、3年以下の懲役に処する。

第66条の3第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改め、
同条を第66条の4とする。

第66条の2第1項を次のように改める。
  向精神薬を、みだりに、本邦若しくは外国に輸入し、本邦若しくは外国から輸出し、製造し、製剤し、又は小分けした者(第70条第15号又は第16号に該当する者を除く。)は、5年以下の懲役に処する。

第66条の2第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改め、
同条を第66条の3とする。
第66条の次に次の1条を加える。
第66条の2 第27条第1項又は第3項から第5項までの規定に違反した者は、7年以下の懲役に処する。
 営利の目的で前項の違反行為をした者は、1年以上10年以下の懲役に処し、又は情状により1年以上10年以下の懲役及び300万円以下の罰金に処する。
 前2項の未遂罪は、罰する。

第68条中
「違反行為」を「罪に当たる行為」に、
「機械又は器具」を「車両、設備、機械、器具又は原材料(麻薬原料植物の種子を含む。)」に、
「提供した」を「提供し、又は運搬した」に改める。

第68条の2中
「第12条第1項又は第24条及び第26条の規定により禁止される」を「第64条の2第1項若しくは第2項又は第66条第1項若しくは第2項の罪に当たる」に改める。

第69条の2中
「第66条の2第1項又は第2項」を「第66条の3第1項又は第2項」に改める。

第69条の3中
「場合においては」を「罪に係る麻薬又は向精神薬で」に、
「麻薬又は向精神薬」を「もの」に改め、
同条に次の1項を加える。
 前項に規定する罪(第64条の3及び第66条の2の罪を除く。)の実行に関し、麻薬又は向精神薬の運搬の用に供した艦船、航空機又は車両は、没収することができる。

第69条の4中
「第66条の2第1項又は第2項の違反行為」を「第66条の3第1項又は第2項の罪に当たる行為」に、
「提供した」を「提供し、又は運搬した」に改める。

第69条の5中
「第50条の16の規定により禁止される」を「第66条の4第1項又は第2項の罪に当たる」に改め、
同条の次に次の1条を加える。
第69条の6 第64条、第64条の2、第65条、第66条、第66条の3から第68条の2まで、第69条の2、第69条の4及び前条の罪は、刑法第2条の例に従う。

第70条中
第20号を第21号とし、
第19号を第20号とし、
第18号中
「第50条の28から第50条の30まで」を「第50条の39から第50条の41まで」に改め、
同号を同条第19号とし、
同条中
第17号を第18号とし、
第2号から第16号までを1号ずつ繰り下げ、
第1号の次に次の1号を加える。
二 第19条の2の規定に違反した者

第72条第9号中
「第50条の27第1項」を「第50条の38第1項」に改め、
同号を同条第11号とし、
同号の前に次の1号を加える。
十 第50条の27の規定による届出をせず、又は虚偽の届出をした者

第72条中
第8号を第9号とし、
第5号から第7号までを1号ずつ繰り下げ、
第4号の次に次の1号を加える。
五 第50条の18において準用する第19条の2の規定に違反した者

第73条の2に次の6号を加える。
三 第50条の28の規定に違反した者
四 第50条の29から第50条の32まで又は第50条の33第1項の規定に違反して、届出をせず、又は虚偽の届出をした者
五 第50条の34第1項の規定に違反して、記録をせず、又は虚偽の記録をした者
六 第50条の34第2項の規定に違反して、記録の保存をしなかつた者
七 第50条の35において準用する第19条の2の規定に違反した者
八 第50条の38第2項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者

第74条中
「第66条の2第2項若しくは第3項、第66条の3第2項若しくは第3項」を「第66条の3第2項若しくは第3項若しくは第66条の4第2項若しくは第3項の罪を犯し、又は第64条の3第2項若しくは第3項、第66条の2第2項若しくは第3項」に、
「又は第73条の2」を「若しくは前条」に改める。

第76条中
「第12条第1項に規定する麻薬」を「ジアセチルモルヒネ等」に、
「同条第2項」を「第12条第2項」に、
「同条第1項及び第2項」を「ジアセチルモルヒネ等及び同条第2項」に改める。

別表第3の次に次の一表を加える。
別表第4(第2条関係)
一 アセトン
二 アントラニル酸及びその塩類
三 エチルエーテル
四 エルゴタミン及びその塩類
五 エルゴメトリン及びその塩類
六 ピペリジン及びその塩類
七 無水酢酸
八 リゼルギン酸及びその塩類
九 前各号に掲げる物のほか、麻薬又は向精神薬の原材料となる物であって政令で定めるもの
十 前各号に掲げる物のいずれかを含有する物
(大麻取締法の一部改正)
第2条 大麻取締法(昭和23年法律第124号)の一部を次のように改正する。
第1条中
「カンナビス、サテイバ、エル」を「カンナビス・サティバ・エル」に、
「但し」を「ただし」に改め、
「除く。)」の下に「並びに大麻草の種子及びその製品」を加える。

第21条第1項中
「大麻取締」を「大麻の取締り」に、
「麻薬取締官又は」を「大麻取扱者その他の関係者から必要な報告を求め、又は麻薬取締官若しくは」に、
「吏員」を「職員」に、
「又は試験」を「若しくは試験」に改め、
同条第2項中
「吏員」を「職員」に、
「呈示」を「提示」に改め、
同条に次の1項を加える。
 第1項に規定する権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。

第24条第1項を次のように改める。
  大麻を、みだりに、栽培し、本邦若しくは外国に輸入し、又は本邦若しくは外国から輸出した者は、7年以下の懲役に処する。

第24条第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改める。

第24条の2第1項を次のように改める。
  大麻を、みだりに、所持し、譲り受け、又は譲り渡した者は、5年以下の懲役に処する。

第24条の2第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改める。

第24条の6中
「第3条第1項、第13条又は第16条の規定により禁止される」を「第24条の2の罪に当たる」に改め、
同条を第24条の7とし、
同条の次に次の1条を加える。
第24条の8 第24条、第24条の2、第24条の4、第24条の6及び前条の罪は、刑法第2条の例に従う。

第24条の5中
「違反行為」を「罪に当たる行為」に、
「機械又は器具を提供した」を「車両、設備、機械、器具又は原材料(大麻草の種子を含む。)を提供し、又は運搬した」に改め、
同条を第24条の6とする。

第24条の4中
「前3条の場合においては」を「第24条から前条までの罪に係る大麻で」に、
「大麻」を「もの」に改め、
同条に次の1項を加える。
 前項に規定する罪(第24条の3の罪を除く。)の実行に関し、大麻の運搬の用に供した艦船、航空機又は車両は、没収することができる。

第24条の4を第24条の5とし、
第24条の3を第24条の4とし、
第24条の2の次に次の1条を加える。
第24条の3 次の各号の一に該当する者は、5年以下の懲役に処する。
一 第3条第1項又は第2項の規定に違反して、大麻を使用した者
二 第4条の規定に違反して、大麻から製造された医薬品を施用し、若しくは交付し、又はその施用を受けた者
三 第14条の規定に違反した者
 営利の目的で前項の違反行為をした者は、7年以下の懲役に処し、又は情状により7年以下の懲役及び200万円以下の罰金に処する。
 前2項の未遂罪は、罰する。

第25条第1項及び第26条中
「これを」を削る。

第27条中
「第3項、」を「第3項若しくは」に、
「第3項又は」を「第3項の罪を犯し、又は第24条の3第2項若しくは第3項若しくは」に改める。
(覚せい剤取締法の一部改正)
第3条 覚せい剤取締法(昭和26年法律第252号)の一部を次のように改正する。
目次中
「覚せい剤原料」を「覚せい剤原料」に、
「第45条」を「第44条」に改める。

第2条第2項中
「覚せい剤製造業者」を「覚せい剤製造業者」に、(傍点削除)
「覚せい剤を製造し、且つ、」を「覚せい剤を製造すること(覚せい剤を精製すること、覚せい剤に化学的変化を加え、又は加えないで他の覚せい剤にすること、及び覚せい剤を分割して容器に収めることを含む。ただし、調剤を除く。以下同じ。)、及び」に、
「覚せい剤を覚せい剤施用機関又は覚せい剤研究者」を「覚せい剤を覚せい剤施用機関又は覚せい剤研究者」に改め、
同条第8項中
「覚せい剤原料製造業者」を「覚せい剤原料製造業者」に、
「覚せい剤原料を」を「覚せい剤原料を」に改め、
「製造すること」の下に「(覚せい剤原料を精製すること、覚せい剤原料に化学的変化を加え、又は加えないで他の覚せい剤原料にすること、及び覚せい剤原料を分割して容器に収めることを含む。ただし、調剤を除く。)」を加える。

第18条第1項中
「覚せい剤を」を「覚せい剤を」に、
「覚せい剤施用機関」を「覚せい剤施用機関」に、
「覚せい剤研究者」を「覚せい剤研究者」に、
「都道府県の発行する譲渡証の用紙に」を「厚生省令で定める様式により作成した譲渡証に、」に、
「都道府県の発行する譲受証の用紙」を「厚生省令で定める様式により作成した譲受証」に、
「且つ」を「かつ」に、
「おして」を「押して」に改める。

第30条の6の次に次の1条を加える。
(輸出の際の表示)
第30条の6の2 覚せい剤原料輸出業者は、覚せい剤原料を輸出するときは、その品名及び数量について虚偽の表示をしてはならない。

第30条の17第1項中
「から第5号まで」を「又は第2号」に改め、
「、製造所又は研究所」を削り、
同項第1号中
「製造し、譲り渡し、譲り受け、又は業務若しくは研究のため使用した」を「譲り渡し、又は譲り受けた」に改め、
同項第2号を同項第3号とし、
同項第1号の次に次の1号を加える。
二 覚せい剤原料の輸入又は輸出の相手方の氏名又は名称及び住所

第30条の17第2項中
「前項」及び「同項」を「前2項」に改め、
同項を同条第3項とし、
同条第1項の次に次の1項を加える。
 第30条の7第3号から第5号までに規定する者は、それぞれその業務所、製造所又は研究所ごとに帳簿を備え、次に掲げる事項を記入しなければならない。
一 製造し、譲り渡し、譲り受け、又は業務若しくは研究のため使用した覚せい剤原料の品名及び数量並びにその年月日
二 第30条の14の規定により届出をした覚せい剤原料の品名及び数量

第31条中
「覚せい剤又は覚せい剤原料の取締」を「覚せい剤又は覚せい剤原料の取締り」に、
「覚せい剤製造業者、覚せい剤施用機関」を「覚せい剤製造業者、覚せい剤施用機関」に、
「覚せい剤研究者」を「覚せい剤研究者」に改め、
「含む。)」の下に「その他の関係者」を加える。

第32条第1項中
「覚せい剤の取締」を「覚せい剤の取締り」に、
「覚せい剤製造業者」を「覚せい剤製造業者」に、
「覚せい剤保管営業所」を「覚せい剤保管営業所」に、
「覚せい剤施用機関」を「覚せい剤施用機関」に、
「診療所又は」を「診療所、」に、
「覚せい剤研究者」を「覚せい剤研究者」に改め、
「研究所」の下に「その他覚せい剤に関係ある場所」を加え、
「覚せい剤若しくは覚せい剤」を「覚せい剤若しくは覚せい剤」に、
「疑」を「疑い」に改める。

第39条の見出しを
「(証紙の代価)」に改め、
同条中
「第18条(譲渡証及び譲受証)に規定する譲渡証又は譲受証の用紙を必要とする者は都道府県に、」を削り、
「覚せい剤」を「覚せい剤」に、
「国庫に、それぞれ」を「、国庫に、」に改める。

第41条第1項を次のように改める。
  覚せい剤を、みだりに、本邦若しくは外国に輸入し、本邦若しくは外国から輸出し、又は製造した者(第41条の5第1項第2号に該当する者を除く。)は、1年以上の有期懲役に処する。

第41条第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改める。

第41条の2第1項を次のように改める。
  覚せい剤を、みだりに、所持し、譲り渡し、又は譲り受けた者(第42条第5号に該当する者を除く。)は、10年以下の懲役に処する。

第41条の2第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に改め、
同条第3項中
「第1項第2号から第6号まで及び前項(第1項第2号から第6号までに係る部分に限る。)」を「前2項」に改める。

第41条の8中
「第17条又は第30条の9(譲渡及び譲受の制限及び禁止)の規定により禁止される覚せい剤又は覚せい剤原料の譲渡」を「第41条の2の罪に当たる覚せい剤の譲渡し」に改め、
同条を第41条の11とし、
同条の次に次の2条を加える。
第41条の12 第41条、第41条の2、第41条の6、第41条の9及び前条の罪は、刑法第2条の例に従う。
第41条の13 第30条の9(譲渡及び譲受の制限及び禁止)の規定により禁止される覚せい剤原料の譲渡しと譲受けとの周旋をした者は、3年以下の懲役に処する。

第41条の7中
「若しくは第2項又は第41条の2第1項第5号若しくは第6号若しくは第2項(同条第1項第5号又は第6号に係る部分に限る。)の違反行為」を「又は第2項の罪に当たる行為」に、
「機械又は器具を提供した」を「車両、設備、機械、器具又は原材料(覚せい剤原料を除く。)を提供し、又は運搬した」に改め、
同条を第41条の9とし、
同条の次に次の1条を加える。
第41条の10 情を知つて、第41条の3第1項第3号若しくは第4号又は第2項(同条第1項第3号又は第4号に係る部分に限る。)の罪に当たる行為に要する資金、土地、建物、艦船、航空機、車両、設備、機械、器具又は原材料を提供し、又は運搬した者は、5年以下の懲役に処する。

第41条の6中
「前5条」を「第41条から前条まで」に、
「覚せい剤又は覚せい剤原料」を「覚せい剤又は覚せい剤原料」に、
「但し」を「ただし」に改め、
同条に次の1項を加える。
 前項に規定する罪(第41条の3から第41条の5まで及び前条の罪を除く。)の実行に関し、覚せい剤の運搬の用に供した艦船、航空機又は車両は、没収することができる。

第41条の6を第41条の8とする。

第41条の5中
「若しくは第2項又は第41条の2第1項第5号若しくは第6号若しくは第2項(同条第1項第5号又は第6号に係る部分に限る。)」を「又は第2項」に改め、
同条を第41条の6とし、
同条の次に次の1条を加える。
第41条の7 第41条の3第1項第3号若しくは第4号又は第2項(同条第1項第3号又は第4号に係る部分に限る。)の罪を犯す目的でその予備をした者は、5年以下の懲役に処する。

第41条の4を第41条の5とする。

第41条の3第2項中
「前項第3号から第5号まで」を「前項第2号から第5号まで」に改め、
同条第3項中
「第1項第4号及び第5号並びに」を「第1項第2号から第5号まで及び」に、
「第1項第4号及び第5号に」を「第1項第2号から第5号までに」に改め、
同条を第41条の4とし、
同条の前に次の1条を加える。
第41条の3 次の各号の一に該当する者は、10年以下の懲役に処する。
一 第19条(使用の禁止)`の規定に違反した者
二 第20条第2項又は第3項(他人の診療以外の目的でする施用等の制限又は中毒の緩和若しくは治療のための施用等の制限)の規定に違反した者
三 第30条の6(輸入及び輸出の制限及び禁止)の規定に違反した者
四 第30条の8(製造の禁止)の規定に違反した者
 営利の目的で前項の違反行為をした者は、1年以上の有期懲役に処し、又は情状により1年以上の有期懲役及び500万円以下の罰金に処する。
 前2項の未遂罪は、罰する。

第42条第21号中
「第30条の17第1項」を「第30条の17第1項又は第2項」に改め、
同号を同条第22号とし、
同条中
第20号を第21号とし、
第15号から第19号までを1号ずつ繰り下げ、
第14号の次に次の1号を加える。
十五 第30条の6の2(輸出の際の表示)の規定に違反した者

第42条の2第6号中
「第30条の17第2項」を「第30条の17第3項」に改める。

第44条を削る。

第45条中
「、第41条の3第2項」を「の罪を犯し、又は第41条の3第2項」に、
「第41条の4、第42条又は」を「第41条の4第2項若しくは第3項、第41条の5、第42条若しくは」に、
「罰する外」を「罰するほか、」に改め、
同条を第44条とする。
(あへん法の一部改正)
第4条 あへん法(昭和29年法律第71号)の一部を次のように改正する。
第3条第1号中
「パパヴエル・ソムニフエルム・エル、パパヴエル・セテイゲルム・デイーシー」を「パパヴェル・ソムニフェルム・エル、パパヴェル・セティゲルム・ディーシー」に改める。

第14条中
「左の」を「次の」に改め、
同条第2号中
「若しくは大麻取締法」を「、大麻取締法」に、
「に違反する」を「、覚せい剤取締法(昭和26年法律第252号)若しくは国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律(平成3年法律第94号)に違反する」に改め、
同条第3号中
「取締」を「取締り」に改める。

第44条第1項中
「取締」を「取締り」に、
「若しくは麻薬研究者」を「、麻薬研究者その他の関係者」に、
「乾そう」を「乾燥」に、
「若しくは麻薬の」を「、麻薬の」に改め、
「研究施設」の下に「その他あへん若しくはけしがらに関係ある場所」を加え、
「疑」を「疑い」に改め、
同条第2項中
「取締」を「取締り」に、
「若しくは麻薬研究者」を「、麻薬研究者その他の関係者」に、
「乾そう」を「乾燥」に、
「若しくは麻薬の研究施設」を「、麻薬の研究施設その他あへん若しくはけしがらに関係ある場所」に、
「疑」を「疑い」に改める。

第51条第1項を次のように改める。
  次の各号の一に該当する者は、1年以上10年以下の懲役に処する。
一 けしをみだりに栽培した者(第55条第2号に該当する者を除く。)
二 あへんをみだりに採取した者
三 あへん又はけしがらを、みだりに、本邦若しくは外国に輸入し、又は本邦若しくは外国から輸出した者

第51条第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に、
「300万円」を「500万円」に改める。

第52条第1項を次のように改める。
  あへん又はけしがらを、みだりに、譲り渡し、譲り受け、又は所持した者(第55条第1号に該当する者を除く。)は、7年以下の懲役に処する。

第52条第2項中
「違反行為をした」を「罪を犯した」に、
「100万円」を「300万円」に改める。

第52条の次に次の1条を加える。
第52条の2 第9条の規定に違反した者は、7年以下の懲役に処する。
 前項の未遂罪は、罰する。

第54条中
「前3条」を「第51条から前条まで」に、
「但し」を「ただし」に改め、
同条に次の1項を加える。
 前項に規定する罪(第52条の2の罪を除く。)の実行に関し、あへん又はけしがらの運搬の用に供した艦船、航空機又は車両は、没収することができる。

第54条の2中
「違反行為」を「罪に当たる行為」に、
「機械又は器具を提供した」を「車両、設備、機械、器具又は原材料(けしの種子を含む。)を提供し、又は運搬した」に改める。

第54条の3中
「第7条の規定により禁止される」を「第52条第1項又は第2項の罪に当たる」に改め、
同条の次に次の1条を加える。
第54条の4 第51条、第52条、第53条、第54条の2及び前条の罪は、刑法第2条の例に従う。

第55条を次のように改める。
第55条 次の各号の一に該当する者は、3年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
一 第8条第3項の規定に違反した者
二 第17条の規定に違反した者

第56条中
「第52条」の下に「、第52条の2」を加え、
「あたる」を「当たる」に改める。

第57条中
「左の」を「次の」に、
「5万円」を「20万円」に改め、
同条第3号中
「あたり」を「当たり」に改める。

第58条中
「3万円」を「10万円」に改める。

第59条中
「左の」を「次の」に、
「10万円」を「30万円」に改め、
同条第2号中
「立入」を「立入り」に改める。

第60条中
「3万円」を「10万円」に改める。

第61条中
「、第52条第2項」を「若しくは第52条第2項」に、
「、第55条又は」を「の罪を犯し、又は第55条若しくは」に改める。

第62条中
「3万円」を「10万円」に改める。
附 則
(施行期日)
 この法律は、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。
平成4年7月1日(平4政175)
(経過措置)
 この法律の施行の際現に第1条の規定による改正後の麻薬及び向精神薬取締法(以下「新法」という。)第2条第7号に規定する麻薬向精神薬原料の輸入若しくは輸出を業としている者又はこの法律の施行の際現に同条第40号に規定する特定麻薬向精神薬原料の製造(精製及び特定麻薬向精神薬原料に化学的変化を加え、又は加えないで他の特定麻薬向精神薬原料にすることを含む。ただし、調剤を除く。)、小分け(他人から語り受けた特定麻薬向精神薬原料を分割して容器に収めることをいう。)若しくは譲渡しを業としている者について新法第50条の27の規定を適用する場合においては、同条中「あらかじめ」とあるのは、「麻薬及び向精神薬取締法等の一部を改正する法律(平成3年法律第93号)の施行の日から起算して1月以内に」とする。
 この法律の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。